応募法人数、応募プログラム数ともに過去最多を更新
認知度や応募数を上げる新たな施策もスタート
「第7回キャリアデザインカンファレンス2024」にご参加いただき、誠にありがとうございます。また、オンラインでご視聴いただいている皆さまにも感謝申し上げます。本アワードは今年で7回目を迎え、昨年の第6回から「学生が選ぶキャリアデザインプログラムアワード」と名称を変更いたしました。
インターンシップなど、学生のキャリア形成を支援する多様なプログラムを広く募集し、学生自身が学生にとって有益なプログラムを選び、カンファレンスを通して表彰を行い、その結果を社会に発信しています。経済産業省、厚生労働省、文部科学省、日本経済新聞社の後援を得て、このような素晴らしいカンファレンスを開催できることを、実行委員会一同、大変うれしく思っています。
今回、応募法人数と応募プログラム数が過去最多を記録しました。応募法人数は1,013法人と、昨年より319法人増加。内訳は企業930法人、大学74法人、地方自治体9団体です。応募プログラム数も昨年の770プログラムから345件増え、1,115件に達しました。
実行委員会では、応募数をさらに伸ばすために、今回新たに2つの施策を実施しました。まず、従来の大賞から入賞までの受賞法人に加えて、入賞は逃したものの評価が高かったプログラムを、「学生推奨プログラム」として選出。15法人の15プログラムが選ばれております。次に、4月9日の日経新聞の朝刊で、各賞の受賞法人を公表し、多くの方々にこの取り組みを知っていただく機会を設けました。
5日間以上の長期プログラムの応募が2.5倍以上に!
キャリアデザインプログラムの多様化が進む
続いて、今回の応募状況についてご報告いたします。法人規模別では500人未満の法人がもっとも多く、昨年からの伸び率も高いことがわかりました。本アワードの認知度が広がり、世間からの関心が高まっている結果だと感じています。地域別では、東京本社の企業が多いいっぽう、近畿エリアや中国・四国エリアの企業からの応募が大幅に増加しました。
受け入れ日数では、1日開催のプログラムがもっとも多かったものの、5日間以上の長期プログラムの応募が、前回の69件から181件に増加。実に、262%もの伸びを示しています。また、1週間以上、2週間以上の長期プログラムの応募も増加しており、キャリアデザインプログラムが多様化していると感じております。開催形式は、アフターコロナを迎えて対面開催の割合が41.3%から60.5%へと増加しました。
本アワードは、第1回の開催から学生の視点で学生が選ぶことを重視してまいりました。近年はコロナ禍の影響で、学生選考会はオンラインで実施していたのですが、今回数年ぶりに対面開催を復活。120名以上もの学生が、選考に参加してくれました。
この後、学生選考会に参加してくれた学生のパネルディスカッションを予定しています。また、学生アンケートの結果をもとにしたプログラム設計の参考となる講演や、参加者同士の交流会も設けていますので、ぜひご参加ください。本日のカンファレンスを、皆さまのプログラム設計にお役立ていただければ幸いです。