event開催報告

2021.06.04第4回インターンシップカンファレンス 開催報告

応募法人数、プログラム数ともに増加
本アワードの認知度が高まっていると実感

2018年にスタートした「学生が選ぶインターンシップアワード」は、おかげさまで今年4回目を迎えることとなりました。インターンシップのさらなる普及や促進、プログラムの質的向上を目的に、毎回優れたインターンシップを表彰しております。

一方で、今年はコロナ禍の影響により、インターンシップのプログラム変更や中止を余儀なくされた法人様が多かったことから、本アワードを休止することも検討いたしました。しかしながら、オンラインインターンシップに注目が集まるなど、新たな可能性が芽生えているのも事実です。そこで、世の中が劇的に変化している今だからこそ、皆様にお伝えできることがあるのではないかと考え、例年通り本アワードを開催することにいたしました。

昨年に引き続き、経済産業省、厚生労働省、文部科学省および日本経済新聞社より後援をいただき、全国の421法人(うち大学17法人)様から、523プログラムのご応募をいただきました。昨年と比べて応募法人様の数は60ほど、プログラムの数は40ほど増えており、本アワードの認知度が高まってきているという手応えを感じております。

エリアや従業員規模を問わず、応募の裾野が拡大
さらに、63%もの法人様がオンラインを導入

今年の大きな特徴は、大都市圏以外の法人様からのエントリーが多かったことです。それに比例して、従業員規模が500人未満の法人様の応募も増加傾向に。エリアや従業員規模を問わず、さまざまな法人様のインターンシップに触れられたことを、大変嬉しく感じております。

また、オンラインインターンシップの増加も大きな変化のひとつです。今回ご応募いただいたプログラムでは、「すべて対面で実施」が37%、「一部オンラインで実施」が20%、「すべてオンラインで実施」が43%という結果となりました。つまり、63%もの法人様がオンラインを活用。この一年で、オンラインインターンシップが一気に普及したことが、データにしっかり表れています。

そして今回は、学生によるプログラムの審査もオンラインで実施しました。これまで同様、非常に厳正な審査のもと、優秀賞5プログラムと入賞5プログラムを選出。例年以上にオリジナリティの高いプログラムが多く寄せられ、とても密度の濃い審査になったと感じております。

コロナ禍ということもあり、インターンシップカンファレンスもオンライン開催となりました。そんななか、各地の優秀賞受賞法人のご担当者様と会場をオンラインでつなぎ、受賞プログラムの内容について講演していただきます。あわせて、本アワードを通じて収集した学生の声を分析し、より魅力的なインターンシップを設計するためのポイントや、オンラインとオフラインの効果の違いなどについて、専門家の講演も予定しております。

インターンシップが学生のキャリア観の醸成に与える影響は、年々高まってきております。本アワードやこのカンファレンスが、インターンシップのさらなる活性化の一助となるならば、これほど嬉しいことはありません。

    「学生が選ぶ
    キャリアデザインプログラムアワード」
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