“三省合意改正”に合わせてアワードの名称を変更
応募法人数、応募プログラム数ともに過去最多を更新
「学生が選ぶインターンシップアワード」は、6回目となる今回から「キャリアデザインプログラムアワード」へと名称を変更いたしました。その理由は、昨年6月に文部科学省・厚生労働省・経済産業省の三省合意によって、「インターンシップの推進に当たっての基本的考え方」が見直されたからです。キャリア形成支援の取り組みの再定義が行われ、それに合わせて今回アワードの名称を変更することとなりました。
大きな決断であり、応募が集まらないのではと心配したのですが、結果的には応募法人数は694法人、応募プログラム数は770。いずれも過去最多を更新し、名称変更の影響は特にありませんでした。多くの企業・大学・自治体様からご応募をいただき、主催者として大変うれしく思っております。
前回に引き続き、今回も経済産業省、厚生労働省、文部科学省、内閣府、日本経済新聞社にご後援いただき、学生が選ぶ優れたキャリアデザインプログラムを本日表彰いたします。
中小規模の法人様からの応募が増加傾向に
オフライン復活の動きも多く見られる
法人規模別の応募状況は、従業員500名未満が一番多く、これまで以上に中小規模の法人様からの応募が増えてきている傾向です。地域別では、やはり首都圏からの応募がもっとも多かったものの、中国・四国や九州、北陸・甲信越、北海道などからの応募も増えており、本アワードが全国的に認知されつつあるという手応えを感じております。
受け入れ日数に関しましては、例年に引き続き、1日のプログラムが一番多かったです。開催形式につきましては、昨年と比べてオンライン開催が減少。新型コロナウイルス感染症の影響が沈静化するなか、オフライン回帰が進んでいるという印象を受けました。
学生へのアンケートやワークショップ型のディスカッションを通し、すでに優秀賞、地方創生賞、入賞が決定いたしました。この後、優秀賞4法人様のなかから、大賞と文部科学大臣賞が発表されます。そのほか、今後のキャリアデザインプログラムの設計に役立つカリキュラムも用意しておりますので、ぜひご期待ください。
三省合意によるルール変更を受け、インターンシップやキャリア形成支援に関する議論が活発になってきました。世の中の関心も高まってきておりますので、今後も皆様の取り組みの一助になるよう努めていきたいと考えております。