沖縄ワタベウェディング株式会社Wedding Produce Program

沖縄ワタベウェディング株式会社

実際の結婚式をプロデュースする
超・実践型プログラム

ウェディング業界で、半世紀以上の歴史を誇るワタベウェディング。沖縄ワタベウェディングはそのグループ会社として、沖縄でのリゾートウェディングを牽引してきた。お客様ファーストの挙式プランニングを重視する同社では、インターンシップでもとことん学生ファーストにこだわった。

「Wedding Produce Program」は、トータル4ヵ月間におよぶ長期プログラム。学生が主体となって実際の結婚式をプロデュースし、ウェディングプランナーやチャペルコーディネーター、ドレスコーディネーターの仕事をチームで体験するという超実践型な内容だ。一番の特徴は、お客様を巻き込んだ仕組みづくり。一生に一度の特別な日をプロデュースする醍醐味だけでなく、社会人として働くうえでの心構えや、仲間と協力してやり遂げるチームワーク、仕事の厳しさや難しさが学べるプログラムである点が高く評価された。

大賞の受賞が決まった瞬間、オンラインでつながった現地から割れんばかりの喜びの声をあげていたのは、人材開発チームのリーダー・新里麻未子さんとメンバー・山城葵さん。「初めてのエントリーにもかかわらず、名誉ある大賞を受賞でき、感動でいっぱいです。すべては、参加してくれた学生、サポートしてくれた社員、そして何よりインターンシップの趣旨に賛同してくださったお客様のおかげ。感謝の気持ちしかありません」と、喜びを分かち合った。

学生がリアルな仕事を体験することは
未来のウェディング人材の育成につながる

超実践型インターンシップの開催は、今回が2回目。プログラムの構築は前回同様、「他では味わえないオンリーワンの体験」を強く意識しながら行われた。

「仕事の疑似体験ではなく、お客様の募集から挙式のプランニングや提案、当日の運営まで、一連の業務を体験できるのが特徴です。リアルな仕事体験を通して、将来像を描くヒントを得てもらうことが一番の目的。同時に、最後までやり遂げたという成功体験によって自信をつけ、自分の将来を前向きに考えるきっかけにしてもらいたいという想いを込めています」

参加者を県内の学生のみに絞った前回と違い、オンラインを導入することによって、その対象を全国に拡大。多様なメンバーたちとの交流を通して、学生たちが視野を大きく広げられる機会を創出した。沖縄での就職やリゾートウェディングに興味を抱いている県外の学生に向けても、絶好のアピールの場になると考えたという。また、このプログラムには「ウェディング関連業界の発展に寄与したい」という想いも込められている。

「多くの学生に仕事の魅力ややりがいを肌で感じてもらうことは、未来のウェディング関連業界を担う人材の育成につながります。また、結婚式を挙げない『ナシ婚層』に向けて結婚式の魅力を発信することで、マーケットの拡大にもつながるはず。実際、学生たちがプロデュースした挙式の様子が地元のテレビ番組で取りあげられ、大きな話題になりました」

華やかさの裏側にある
地道な部分も包み隠さずオープンに

インターンシップには全国から80名のエントリーがあり、そのなかから選抜された15名が参加した。できるだけ多くの成長機会を提供したいという考えのもと、今回から「沖縄スタイルのウェディング(挙式+披露宴)」に加えて、「リゾートウェディング(挙式+ビーチ撮影)」のプロデュースにも挑戦してもらうようにしたという。学生たちは2チームに分かれ、計2組の新郎新婦のウェディングを手掛けることになった。

「学生主導でお客様のターゲットを設定し、SNSを活用した募集を行いました。その後、社員の協力のもと、会場見学や挙式の流れなどのレクチャー、お客様との打ち合わせのロールプレイングなどを実施。また、打ち合わせ後のフィードバックは必ず行っていました」

挙式当日、学生たちは挙式の進行、披露宴の司会進行や音響、エスコートなどに挑戦。多岐にわたる役割を、学生主体となって運営した。ぎこちないなりに、一人ひとりがそれぞれの役割をまっとうすることができ、挙式は大成功だったという。笑いあり涙ありで、新郎新婦も大満足の式に。学生たちは、ウェディングの仕事の醍醐味を存分に味わうことができた。ただ、このプログラムにおいて、同社は仕事の華やかな部分だけにフォーカスすることを避けたという。

「心掛けたのは、華やかさの裏側にある地道な部分をしっかり見せること。例えば、挙式当日から逆算したスケジュール管理や、それを踏まえた挙式アイテムの手配管理、資料作成にも携わってもらったほか、お客様の予算に合わせた営業手法といった部分も包み隠さずオープンにしました。ウェディングの仕事のリアルを伝えることで、入社後のギャップのリスクを少しでも防ぎたいと考えたからです」

インターンシップの成功が
学生たちの志望意欲の向上に直結

インターンシップ後に実施したアンケートでは、82.4%の学生が「このインターンシップを人に強く勧めたい」と回答。「挙式当日に向けての準備は大変でした。けれども、だからこそやり遂げた後に大きな達成感を味わえることがよく理解できました」「ますますウェディング業界に興味がわきました」といった感想が、参加学生から寄せられた。同時に、インターンシップの成功によって、「同社で働きたい」という想いを強くした学生が多かったという。

「琉球新報が4月に発表した『就職希望ランキング調査結果』で、当社は県内7位、ホスピタリティ業界では県内1位にランクイン。これらの結果は、インターンシップの効果があったからこそだと思っています。ただ、多くの課題が浮き彫りになったのも事実。例えば、オンラインで参加する学生とオフラインで参加する学生とで、お客様との関わり方や役割に偏りが出てしまいました。また、今回から2チーム制で実施したのですが、チームを超えた交流機会が少なかったことも今後の改善点です」

同社では、大賞受賞という結果に満足することなく、課題の改善に注力し、今後もより質の高いインターンシップを目指すという。さらにバージョンアップしていく超実践型インターンシップは、多くの学生たち、ひいてはウェディング業界に、きっと大きなインパクトを与えることだろう。

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