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ボッシュ株式会社3年連続の受賞は、本当にうれしい驚きでした。これからも選ばれ続ける企業でいるために・・

ボッシュ株式会社

モビリティ分野を中心に、グローバル規模で革新的なテクノロジーとサービスを提供しているボッシュ。『学生が選ぶインターンシップアワード』のスタート以来、3年連続で受賞している唯一の企業です。毎年欠かさずインターンシップアワードにエントリーをしている理由や、今回受賞したプログラムの内容などについて、インターシップの担当者に伺いました。

(お話をしてくれた方)

市山 千奈美さん/人事部門採用・人材マーケティング マネージャー
渕上 碧さん/人事部門採用・人材マーケティング
瀬川 太郎さん/コネクテッドモビリティーソリューション事業部ジャパン事業部長
山本 翔さん/コネクテッドモビリティーソリューション事業部ジャパン セールス&マーケティング/ビジネス戦略グループ マネージャー

多彩なインターンシップを開催するうえで、
ユーザー目線のリアルな評価が役立つ

―一昨年、昨年に続いて3年連続の優秀賞受賞、おめでとうございます。3年連続受賞は御社だけなのですが、率直な感想を教えてください。

3年連続で受賞できるとは思ってもみなかったので、大変驚いています。初回にエントリーしたプログラムは、「Global Internship(グローバルインターンシップ)」。外資系企業ならではの海外拠点を持つ特性を活かした独自性の高いカリキュラムだったので、正直なところ受賞できる自信を持って応募しました。

第2回でエントリーした1ヵ月間ボッシュの国内拠点でインターンシップを行う「Seasonal Internship(シーズナルインターンシップ)」では、さすがに2年連続の受賞は難しいだろうと思っていたところに受賞の知らせが届いたので、驚きました。第2回でのサプライズに続き第3回でも賞を頂き、それが3年連続受賞の唯一の企業ということで非常に光栄です!

―インターンシップアワードに毎年応募いただいているのは、何か理由があるのでしょうか。

インターンシップアワードに興味を抱いた理由は、「学生が選ぶ」という点に大きな魅力を感じたからです。参加者目線のリアルな評価は、インターンシップをブラッシュアップしていくうえで、おおいに役立つと考えました。受賞すれば、より多くの方にボッシュのインターンシップについて理解して頂けるのではないかという期待もありました。

また、ボッシュでは毎年、趣向を凝らしたインターンシップを多数開催しています。例えば2019年度には、今回受賞したものを含めて20以上のプログラムを用意。毎年異なるプログラムでインターンシップアワードにエントリーし、学生のみなさんから多くのフィードバックを得たいと考えております。

―毎年、多くのインターンシップを企画し、実施していくのは、そう簡単ではないと思います。にもかかわらず、なぜそこまでできるのでしょう?

学生のみなさんに、「ボッシュの仕事について深く理解してもらいたい」「役立つ経験を提供したい」と、心から願っているからです。その証拠に、ボッシュのインターンシップは、単なる「お仕事体験」ではありません。実際のプロジェクトに深くコミットし、リアルなビジネスを経験できるのが大きな特徴です。

しかも、数週間、数ヵ月間と、まとまった期間を設定。長期にわたるプロジェクトを通して、良いところも改善すべきところもよく見えると思います。会社のカルチャーが自分にフィットするかどうかを見極めることもできるが学生のみなさんにはプラスの要素ではないかと思います。

―ボッシュのインターンシップが、学生ファーストであることがよくわかりました。

ただ、ボッシュのインターンシップは学生のみなさんのためだけでなく、社員の成長にも一役買っているのです。例えば、学生ならではの柔軟な発想が、開発のヒントにつながることが多数あります。また、後輩がまだいない若手社員は、学生への指導を通してメンタリングのスキルを磨くことができる。そのほか、英語が得意な学生と接したことで、語学スキルがアップした社員もいました。

インターンシップはこのように、多くの社員が新しい視点や気づきを得て、さまざまなスキルを吸収できる場としても機能しています。学生と社員が、お互いに相乗効果を与え合える関係になれるのです。ですから、学生と会社の立場は対等。ボッシュでは、「会社が学生を選んだ」と思うのではなく、「学生がボッシュを選んでくれた」という気持ちを大切にして、インターンシップの実施にあたっています。

現場の声をもとに誕生した新企画!
互いに競い合うハッカソン形式を採用

―ここからは、今回受賞されたインターンシップについて、話を伺いたいと思います。1ヵ月間にわたって実施された「自動運転ハッカソン~自動バレーパーキング事業部からの挑戦状!~」は、御社で初めてとなる試み。そもそも、どのような経緯を経て実現できたのでしょう。

海外で実施する「グローバルインターンシップ」では、チームで実際のビジネス課題に取り組んでもらっていました。国内でもそういったプログラムを企画したいと考えていたときに、自動バレーパーキングを担当する社員からアプローチがあったのです。

社員がドイツで走行試験を行った際に出てきたリアルな課題に対して、学生ならではの視点で解決方法を提案してもらうという内容。まさに、ボッシュが大切にしている学生と社員が「WIN-WIN」の関係になれるものだったことから、即実施が決まったのです。

―そうやって、現場からインターンシップの企画があがってくることがあるんですね。

はい。決して人事が主導しているわけではなく、それぞれの部門から自然にそういった提案や要望があがるオープンな社風です。しかも、カリキュラムも運営も、現場が率先して協力してくれるので、多くの部分を現場社員たちに任せることができる。ボッシュが毎年、バラエティ豊かなインターンシップを多数展開できているのは、現場の社員たちの協力があるからこそだと言えるでしょう。

また、世界各国から毎年、100名超の長期インターンシップ生を受け入れているボッシュ。「自動運転ハッカソン」の大枠は自動バレーパーキングを担当する社員がつくり、プログラムの内容はすでにボッシュで活躍している長期インターンシップ生のうちの2名がリードしていくスタイルをとりました。

―長期インターンシップの学生と、今回のインターンシップに参加した学生のコラボレーションということですか?

その通りです。ボッシュでは「インターンネットワーキング」として、国境の枠を超えて優秀な学生と交流できる場を提供しています。そうすることで、世界を舞台に活躍したいと考えている日本の学生を後押ししています。今回の「自動運転ハッカソン」では、リーダーの長期インターンシップ生2名のもと、彼らを含む4人×4人の2チームで課題に取り組んでもらいました。

技術とアイデアを競い合うハッカソン形式を採用した理由は、競争が成長を加速させるために重要だと考えたから。実際、学生たちは闘争心を燃やしながら、高いモチベーションで課題に向き合っていました。

与えられた枠のなかでのプログラムでは
学生の自主性や創造力は育めない

―プログラムの内容について具体的に伺いたいのですが、まずその前に「自動バレーパーキング」について教えていただけないでしょうか?

「自動バレーパーキング」とは、自動運転で駐車場にクルマを駐車させるシステムのこと。実用化できれば、わざわざ駐車スペースを探す手間や、クルマをどこに停めたかを覚えておく必要がなくなります。

また、自動運転なのでドアの開閉を考慮する必要がなくなり、駐車スペースを効率的に活用することが可能に。さらには、駐車場内における事故リスクの削減効果も期待されています。

―まさに、夢のような近未来の技術ですね。しかも、実践的で難易度が高い、チャレンジングなプログラムです。実施にあたって、工夫されたことはありますか?

学生には、「課題」と「期限」のみしか与えませんでした。自動バレーパーキング事業部が抱えている課題に対して、どのようにアプローチしていくかは、すべて学生に任せたのです。その理由は、学生の自主性や創造力を育み、それを最大限に引き出したいと考えたから。あらかじめ枠を与えてしまうと、その枠を超える大胆かつ斬新なアイデアは生まれてこないのです。

手とり足取り指導するわけではないので、学生は迷い、たくさんの失敗を経験しました。けれども、学校の勉強と違って答えがない世界で、大きな壁にぶつかってトライ&エラーを繰り返した経験は「未来への投資」。成功体験よりも、きっと貴重な財産になると思うのです。

もちろん、ただ単に課題を投げっぱなし、というわけではありません。学生のニーズに応じて、実験に必要なアイテムや設備をできる限り提供。世界に1台しかないクルマに触れられる機会も設けました。計画・実行・分析・改善といったPDCAサイクルをスピーディにまわせるようサポートすることが、会社側の役目だと言えるでしょう。

―今回の「自動運転ハッカソン」を振り返っていかがですか?

最初は堅い表情だった学生が次第に打ち解け、自由な発想で楽しみながら成長していく姿が、とても印象的でした。しかも、成果物も想像以上にレベルが高かった。課題に対する斬新なアプローチに、「なるほど!」と気づきをもらえたことは一度や二度ではありません。

例えば、自動バレーパーキングシステムを実現するには、駐車場のデジタル地図を作成する機能が必要になります。あまり詳しくは言えないのですが、その機能を組み込む際にロボット掃除機を活用。学生たちの自由な発想力は、実際のプロジェクトを推進するにあたって大きなヒントになりました。

初となる試みが間違っていなかったことを
今回の受賞によって再確認できた

―インターンシップアワードでは、このプログラムのどういった点が評価されたと思われますか?

選出理由としても挙げていただいたように、やはり「最新技術に触れられる機会の創出」「学生の自主性を重んじる姿勢」という点ではないでしょうか。「自動運転ハッカソン」はボッシュで初めての試みでしたが、今回の受賞はやってきたことが間違いではなかったことを再確認できた、いい機会になりました。

―今後は、インターンシップをどう進化させていく予定ですか?

学生のみなさんからは、今以上にインターンシップ期間を長くしてほしいという声があがっています。実際、「自動運転ハッカソン」に参加した学生のひとりは、その後に大学を休学して、ボッシュの長期インターンシップに6か月参加しました。それだけ期待されている証でもあるので、今後も多くの学生のニーズに応えられるプログラムを企画していきたいと考えています。

また、実際のプロジェクトに参加することから、ボッシュのインターンシップは基本的に少人数制です。同時期に別のプログラムのインターンに参加している学生同士がつながれるよう、ネットワーキングイベントをはじめ、交流の場をもっと設けたいと考えています。私たちの挑戦に、まだまだ終わりはありません。

―3回も受賞されているからこそ感じる、インターンシップアワードのよさについて教えてもらえますか?

インターンシップの広報効果や採用部門のモチベーションアップなど、さまざまなメリットがありますが、大学関係者の皆さまや、他社の採用部門の方々と横のつながりができるということもあります。今回は自粛の影響で授賞式は開催されませんでしたが、第1回、第2回の授賞式に参加して、多くの大学・企業の方々とコミュニケーションを図ることができました。

―今後、インターンシップアワードにどんな期待をされていますか。

インターンシップアワードは、学生にも企業にもたくさんのメリットを与えてくれるアワードです。ですから、今後も継続して頂き、より多くの方に認知されるアワードになって頂きたいと願っています。
そのためにボッシュができることは、これからも変わらずエントリーし続けること。4年連続の受賞は難しいかもしれませんが、さらにボッシュのインターンシップをブラッシュアップし、今後もインターンシップアワードと共に成長し続けていきたいです。そして、これからも学生のみなさんに選び続けていただける存在であるよう、努力していきたいと思います。

「学生が選ぶ インターンシップアワード」
運営事務局

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