鹿児島大学/日本航空株式会社/日本エアコミューター株式会社操縦飛行体験SKYCAMPプログラム

鹿児島大学/日本航空株式会社/日本エアコミューター株式会社

プログラム内容

28 の有人島を抱える鹿児島県の地理的特性及びパイロット不足への課題解決を目指す、3 法人(鹿児島大学、日本航空、日本エアコミューター)連携の地域密着型パイロット人財創出プログラム。その一環として実施するのが「実践型・空飛ぶインターンシップ(通称:SKYCAMP)」。参加学生は自ら小型機を操縦する体験や実際の定期便運航に同行する体験を通じ、チームワークとリーダーシップを醸成。毎日の振り返り・共有の時間である「デブリーフィング」では学生主体の振り返りを行い、互いに教え合う関係性を構築。パイロット志願者に限定しない間口の広さにより、地域航空を支える人財の裾野拡大に貢献するプログラム内容となっている。

概要

学生受け入れ日数15日間
報酬・支給宿泊費の支給あり
開催形式全て対面で実施
対象就活年次のみ受付

プログラムの特徴

■オリエンテーション・事前学習
パイロットに必要な仲間を信頼し自己開示できる関係性構築のため、チームビルディングを意識したワークを実施。また文理問わず参加可能なプログラムであることから、基本的な用語や航法などの事前学習を行いスムーズに導入ができる土台作りを行っている。

■社員交流内容
機長・副操縦士・整備士・客室乗務員・地上職、本プログラムを修了して入社した先輩社員など幅広い社員と会話ができる機会が設けられている。また、航空管制官業務の見学も行うなど、一企業の就業体験に留まらない多様なステークホルダーとの関わりから、職業・業界理解、そして地方創生の理解を図っているのが特徴である。

■フィードバック・フォローアップ・事後学習
毎日の「デブリーフィング(フライト中の出来事や反省点について議論し、改善点を見つけることで安全意識を高めること、及び操縦技術を高めることを目的とするミーティング)」は、社員からの一方的なフィードバックではなく、学生主体での振り返りを促進しつつ、アドバイスを行うポジションとすることで、チームでの関係性を深めながら自発的な気づきを得られるような仕組みとなっている。

■工夫点
地域航空を支える人財の裾野を広げるため、パイロット志望者に限定せず「地方創生に興味がある」「自己成長したい」という意欲のある学生へも間口を広げている点がポイント。またSKYCAMP修了生が次年度の事前講座や広報活動に参加するなど、循環型のキャリア支援体制を構築し続けている。

■学習効果(教育的効果)
座学やフライトシミュレーターでの操作などを通じて学んだ理論を、実際のフライトに適用し体現する体験をすることで、特定の専門分野だけでなく、幅広い領域から成り立っていることを理解することができる。その結果、パイロットに限らず他のさまざまな職業を目指す上で必要となる幅広い知識やスキルの習得、学習の必要性への理解など、大学での学習意欲向上に好影響を与えた。

■改善活動
これまではプログラム開始後に実施していた航法などの座学を、今回は開始前に実施。学生同士の関係構築とプログラム進行の効率化を目的に、さまざまな属性の学生が協働できる環境を整え、理解度に応じたサポートができる体制の構築など、継続的なブラッシュアップを行っている。

「学生が選ぶ
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