アジア諸国の日系企業において、最大65日間の長期実地研修を行う海外インターンシッププログラム。製造・商社・不動産・ホテルなど多様な業種での業務体験により、実践力と異文化対応力を養成。実地研修中の手厚いフィードバックや事後学習を通して学びの定着に工夫を凝らし、学生の主体性強化と高い教育的効果を生み出した。
学生受け入れ日数 | 11~65日 |
報酬・支給 | 交通費・宿泊費の支給あり |
開催形式 | 全て対面で実施 |
対象 | 文系学生のみを対象(1年次~3年次) |
■オリエンテーション・事前学習
渡航4〜5ヶ月前から全10回のガイダンスと4日間の直前オリエンテーションを実施。業界研究、語学研修、マナー講習、TPS検定などを通じて、実務に必要な知識とスキルを事前に習得。派遣先企業別の研究発表や危機管理研修にも取り組んだ。
■社員交流内容
現地法人の社長や役員による講義、ローカルスタッフとの協働、観光地訪問や異文化交流イベントなどを通じて、業務外でも多様な接点を創出。さらに歓送迎会開催や現地学生との交流会も多数企画されており、アジア圏の国々の本質に触れる機会にもつながった。
■フィードバック・フォローアップ・事後学習
日報・定期報告レポートによる定量・定性評価を実施。企業担当者からの毎日のフィードバックに加え、大学職員による現地面談や遠隔サポートも通じて手厚く学生をフォローした。帰国後は1万字以上のレポートと15分間の成果発表を行い、企業からの評価書も提供した。
■工夫点
「新入社員研修の先取り」を理想形とし、実務中心の長期プログラムを設計。開催国はアジア新興国から選定することで、学生の「タフさ」を育む環境を提供。過去1044名が参加し、延べ718社に派遣。企業PRや見学型ではない、実践重視の独自プログラムをコーディネートした。
■学習効果(教育的効果)
語学力や異文化対応力の向上に加え、キャリア観の変化を促進。帰国後は留学生との交流や他国留学への積極的な挑戦にもつながった。海外への先入観や固定観念を取り除き、学生の自律的なキャリア形成を後押しする効果を発揮した。
■改善活動
記名式アンケートで学生の声を反映し、毎回プログラムを改善。また過去参加者との交流機会を設け、不安の払拭と情報共有を促進した。グループLINEでの情報交換や現地トラブル対応体制も整備し、安心して参加できる環境を構築した。
「学生が選ぶ
キャリアデザインプログラムアワード」
運営事務局
MAIL:job-internship-award@mynavi.jp
job-isaward-gakusei@mynavi.jp(学生用問い合わせ窓口)
TEL:03-6267-4531(受付時間:平日10:00 - 17:00)