信州大学/富山大学/金沢大学ローカル越境プログラム「ENGINEインターンシップ」

信州大学/富山大学/金沢大学

プログラム内容

信州大学・富山大学・金沢大学が連携し、地域課題の解決に挑む越境型インターンシップ。3大学混合チームが地域企業と連携し、現地調査・合宿・提案発表を通じて課題解決に取り組んだ。地域を横断しながら実践力・創造力・共創力を高める構成になっており、修了生がサブメンターとして参画する循環型支援体制も特徴的。

概要

学生受け入れ日数講義15コマ、実践30日以上
報酬・支給県による旅費支援制度あり
開催形式一部オンラインで実施
対象ENGINEプログラムを受講している学生、全学部対象・2年生以上

プログラムの特徴

■オリエンテーション・事前学習
3大学をオンラインでつなぎ、共同講義を通じて地域課題に取り組む視点やマインドセットを醸成。また、ENGINEルーブリックを活用し、目標設定と成長計画を事前に参加企業にも共有することで、実践に向けた土台を形成した。

■社員交流内容
受入企業の現場社員や関連部署、取引先とのヒアリングを通じて課題の本質に迫った。白馬村での合宿では、地域企業と直接対話し、現場観察やデータ収集を実施。学生が主体的に企画・実践するアクションリサーチも展開された。

■フィードバック・フォローアップ・事後学習
活動中は毎回フィードバックを実施。ENGINEルーブリックに基づく自己評価と企業・教員からの評価を組み合わせ、成長を可視化する仕組みを構築した。さらに最終発表会では、地域課題に対する提案を企業・大学関係者の前で披露することで、達成感と次なる成長意欲向上といった教育効果を発揮した。

■工夫点
修了生をサブメンターとして起用し、後輩支援と自身の成長を両立させる仕組みが特徴的。企業や教員との橋渡し役として円滑な進行に寄与するとともに、修了生自身のリーダーシップや支援力も向上。加えて、社会に出た後の実践力向上が期待できる。

■学習効果(教育的効果)
課題への共感・観察・仮説構築・提案・実践という一連のプロセスを通じて、実社会で通用する思考力・創造力・実行力を育む。また多様な主体との連携により、多角的な視点と新たな価値創出力を獲得。理論と実践を結びつけることで、具体的な解決策を提示する力が身に付く。

■改善活動
大学・学生と企業双方にとって有益な機会となることを目指すべく、プログラムを継続的に改善。これにより、参画企業の人的資本強化支援を目指す。また、地域課題をテーマとした共同研究や広報活動を通じて、参加意欲の高い学生・企業の増加を図っている。

「学生が選ぶ
キャリアデザインプログラムアワード」
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