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学生座談会学生選考会に参加した学生たちの座談会

学生座談会

今回は、学生選考会の参加学生に聞いた、キャリアデザインプログラムに対するリアルな声をお届けします。実際にプログラム評価に携わった学生たちが語る評価のポイントや、選考会参加を通じて感じたこととは。学生たちの本音にご注目ください。

また、対面で実施された学生選考会の様子はこちら(「第8回 学生選考会開催のご報告」に遷移させる)のレポートでお伝えしています。ぜひあわせてご確認ください。

参加メンバー

Kさん(大学3年生/文系)
Eさん(大学3年生/文系)
Yさん(大学院修士課程/理系)

選考会でプログラムの評価を行う際に、
学生たちが大事にしたポイントはさまざま

――学生選考会に参加しようと思ったきっかけは?

【Yさん】私が参加を決めた理由は、さまざまな情報を得られ、将来のキャリア形成に役立ちそうだと思ったから。もともとイベントが好きだったことに加え、いろいろな人の意見を聞ける点にも魅力を感じました。

【Kさん】就職活動の息抜きのつもりで参加しました。就職活動では選ばれる側ですが、選ぶ側を経験できるのもおもしろそうだなと思ったんです。「楽しもう」という気軽な気持ちで、エントリーしました。

【Eさん】ちょうど予定が空いていたので、企業側の考え方や価値観に触れられるいい機会だと思って参加しました。

――選考を進めるうえで、大事にしたことは?

【Eさん】文系の自分に馴染みがない分野や業界だからといって先入観を持つのではなく、できるだけフラットに評価するよう努めました。私が一番気にしたのは、プログラムの具体性。何をやるのかが明確だと、参加後の姿をイメージしやすいですからね。

【Kさん】インターンシップに参加した際、「もっと多くの社員と接したかった…」と感じた経験があったため、プログラムに関わる社員の数を重視しました。ただ単に人数が多いだけでなく、新人から経営陣まで幅広い層と交流できるかどうかもチェックしたポイントです。

【Yさん】私は、そのプログラムに独自性があるか、参加を通じて今後のキャリアに活かせるかという2点を重視。特に、専門性が高いプログラムに注目しました。

 

学生たちが本音で教えてくれた、
高評価&低評価のポイントとは…

――高評価をつけたのは、どんなプログラムですか?

【Eさん】直感的に、「自分が参加したい」と思えたプログラムを評価しました。特に、段階を踏んで少しずつ実務に携われるなど、学生のことを考えてくれていることが伝わるプログラムは好印象を覚えましたね。

【Yさん】海外交流ができるなど、独自の取り組みを行っているプログラムです。「そこでしか得られない経験」ができるというのは、大きな魅力。また、事前・事後学習が充実しているプログラムにも高評価をつけました。

【Kさん】選考の際に重視したポイントともつながりますが、多くの社員と交流できるプログラムです。さまざまな社会人の考え方や価値観に触れられることは、学生にとって大きな魅力ですからね。また、短期間でも内容が充実していて、フィードバックの回数も多いプログラムも、高評価をつけました。

 

――逆に、あまり魅力を感じられなかったプログラムは? 

【Yさん】あくまで個人的な意見ですが、参加にあたってテストなどの選考があると、ハードルが高くなるため評価は下がりました。また、特定の分野を専攻している学生向けの専門性が高い内容にもかかわらず、参加対象を絞っていないプログラムもあまり印象がよくなかったです。「自分は参加してもいいのかな?」と、迷ってしまう学生もいると思うんですよね。

【Kさん】幅広い経験ができることはわかっても、具体的にどんなことをするのかがわかりづらいプログラムです。「イメージがわかない=難しそう」と思って、敬遠したくなってしまいます。

【Eさん】わかります!プログラム内容とは直接関係ありませんが、提出された説明資料に記述が少ないものについては、評価が難しかったです。特に、自由記述欄の情報が少ないと判断材料が限られてしまい…。せっかくいいプログラムでも、「評価しづらい」と思われてしまうのは、もったいないと感じました。

選考会に参加して選ぶ側に立つことで、
学生たちが感じたことや思ったこと

――個人選考だけでなく、グループ選考があることのよさは? 

【Yさん】自分とは異なる視点の考え方に触れられたことです。私は専門性の高いプログラムを支持しましたが、私のグループでは初心者向けのプログラムを推す声が多く…。他の学生の評価ポイントを知ることができて、おもしろかったです。

【Eさん】まったく同感です。同じ評価点数でも、カリキュラムを重視する人もいれば、その後のキャリアにつながるかどうかを重視する人もいて…。着眼点が人それぞれ異なる点が、興味深かったです。

【Kさん】自分では思いもよらなかった視点からの評価は、とても勉強になりました。ただ、1~2年生向けと3年生向けのプログラムを同じフィールドで評価するのは難しく、グループ評価の際に意見をまとめるのに苦労しましたね。

 

―― 企業に選ばれるのではなく、選ぶ側を経験した感想は? 

【Eさん】これまでは選ばれる立場でしたが、選ぶ側に立つことで、それぞれの企業や団体が学生のことをどれほど考えているかが伝わってきました。企業・団体側の気持ちを少し理解でき、いい経験になったと感じています。

【Yさん】世の中には、自分がまだ知らないさまざまな仕事があることを知ることができてよかったです。特に、私が学んでいることとは関連性のない業界についても知ることができ、視野を広げられたことが収穫です。

【Kさん】それぞれのプログラムの内容から、企業が学生にどのような想いで向き合っているかがわかりました。フィードバックの方法や事業のPR方法などが、企業や団体ごとに特色があることを理解でき、貴重な経験となりました。

 

以上学生選考会参加者へのインタビューをお届けしました。
学生のリアルな声や評価ポイントをみなさんのプログラム構築の参考にしてみてください。

「学生が選ぶ
キャリアデザインプログラムアワード」
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