プログラム内容

音楽に関わるさまざまな仕事体験ができる、単位認定型のインターンシップ。音楽ホール・音楽書籍出版・楽器店・総合研究所・福祉施設・市役所の6企業・団体の協力のもと、9～10日にわたって実施された。実践中心の内容で仕事への理解を深められるほか、音楽大学で得た学びや経験を仕事や社会にどのようにつなげ、活かしていけるのかを体感できる内容。キャリア支援につながる事後学習が充実しているのも魅力だ。

概要

プログラムの特徴

■事前学習
ロールプレイング形式での実践的なマナー研修を実施。学生たちが、自信を持ってプログラムに参加できるよう配慮した。また、実習先について調べたことや学びたいこと、身につけたいスキルなどを、他の参加学生の前で発表。実習先への理解を深め、参加する意義や目的を明確化し、スムーズに就業体験に入れる準備を整えた。

■社員との交流
実習の9割以上を就業体験にあて、現場社員と深く関われる機会を提供。実習先によっては、お客さまや利用者さまと接することもでき、学生にとっては仕事への理解を深め、卒業後の進路を決めるうえで視野を広げるいいきっかけとなった。役員や部長、課長、主任と、幅広いポジションの社員と接することができる場も設定。

■フィードバック・事後学習
最終日に、他部署の社員も巻き込んだ成果発表会を開催。多角的なフィードバックによって、学生たちに多くの気づきを与える工夫を行った。また、学生と企業・団体から戻ってきた事後アンケートをもとに、キャリアコンサルタントによる個人面談を実施。理想のキャリア実現に向け、今後の学生生活で意識すべき点を明確にした。