プログラム内容

「起業トライアル」と「リアル就職」という2つの実践型プログラムで構成。「起業トライアル」では、自ら考えた事業を3年次の5月から1月までの9ヵ月間にわたってオウンリスクで実施する。「リアル就職」では、3年次の9月から1月までの5ヵ月間、週3～4日のフルタイムインターンシップを実施。1年次の必修科目で意識づけを行なう機会を設け、2年次には面談や研修で背中を押し、3年次には準備科目を用意するなど、学生がチャレンジしやすい体制づくりを心がけた。

概要

プログラムの特徴

■事前学習
3年次1学期の科目（地域創生特講／週２コマ）をインターンシップに向けた準備科目と位置づけ、週替わりで物事の捉え方や仕事、働き方、マネジメント、プレゼンなどに関する事前学習とディスカッションを繰り返している。それらを通じて、チームビルディングを行いながら、マインドセットを図った。

■社員との交流
受け入れ先企業によって異なるものの、幅広い層の社員と交流を図れるよう工夫した。例えば、保険代理店では社長の得意先回りに同行できるチャンスを用意。復興・起業支援NPOでは、学生の要望にあわせて多種多様な業務に従事する機会を提供した。多くの社員との関わりを通して、企業理解を深められるのがポイントだ。

■フィードバック・事後学習
事前研修、１ヶ月後研修、ギアチェンジ研修、修了研修など、学生自らが経験の言語化を図り、教員やコーディネーターがフィードバックを行う機会を数多く設けた。最終報告会では受け入れ先企業や後輩学生に向けてインターンシップの成果を発表してもらった。これらの取り組みを通して、就職活動で大切にしたいことや働くうえで譲れないものをクリアにし、学生たちに確固たる軸を見つけるヒントを提供。
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