
株式会社ギフトが沖縄県を舞台に実施した、学生主体による「実営業」型インターンシップ。未出店エリアである沖縄において、学生が経営者視点で店舗を企画・立ち上げ、2日間の実店舗営業までを一気通貫で担った。戦略設計、立地選定、KGI・KPI設定、店舗名・商品・価格決定、集客、調理・接客、数値分析までを実践し、同社の理念「シアワセを、自分から。」を現場の意思決定で体現。単なる飲食体験ではなく、スモールビジネスをゼロから創る過程を通じ、商売の本質と組織力を体感させる超実践型プログラムである。
| 学生受け入れ日数 | 10日間 |
| 報酬・支給 | 交通費・宿泊費支給あり |
| 開催形式 | 一部オンライン併用 |
| 対象 | 学年不問 |
■オリエンテーション・事前学習
選抜前に立地戦略責任者による「マーケティング講義」を実施し、飲食業をビジネスとして捉える視座を付与。その後、立地根拠やキャリアビジョンをプレゼンする選抜選考を実施し、壁打ち面談を重ねて当事者意識を醸成。選抜後は計5回の営業前研修と渋谷本社テストキッチンでの実技研修を行い、経営計画、メニュー設計、価格設定、集客、店舗装飾まで学生主体で準備した。
■社員交流内容
店舗開発本部長、営業部長陣が戦略・計画フェーズに参画し、経営視点で伴走。東京研修や沖縄現地での実営業では入社1~5年目の若手社員が調理・運営を支援し、年の近いロールモデルとしてキャリア形成のリアルを共有した。社員が2店舗を行き来する体制を構築し、全学生と深い対話を実現。理念を体現する多様なキャリア像を提示した。
■フィードバック・フォローアップ・事後学習
準備段階では理想と実現可能性をすり合わせる伴走型フィードバックを継続。実営業中は来客数・売上・客単価などの数値をもとに、午前・午後・営業後にPDCAサイクルを回した。店舗営業終了後は、参加チーム全体で総括ミーティングを行い成果と改善点を言語化。後日、学生フィードバック会にて、次年度設計へ反映するための意見交換を行う。合わせて、継続的に就活支援や個別コーチングを実施することで、学生のキャリア形成を支える体制を維持している。
■工夫点
「用意された店舗で働く」のではなく、「自分たちの店舗を経営する」ことに徹底的にこだわった点が最大の特徴。「スモールビジネスを自分で立ち上げた!」と学生たちが思えるよう、KGI・KPIの設定や、店舗名、ロゴ、メニュー、SNS運用、インフルエンサー活用まで学生のアイデアを実行可能な限り採用。「顧客から感謝されるサービスをゼロから立ち上げ」そして「対価としてお金を生み出す」という仕事の本質に触れ、仕事を生み出すこと・創り出すことの楽しさを持ち帰ってもらえるよう設計した。
■学習効果(教育的効果)
顧客満足が事業成果に変わる瞬間を体感し、「考える」から「実行する」への意識変容を促進。経営・マーケティング・オペレーションの連動を理解し、飲食業の解像度が飛躍的に向上した。理念が現場判断にどう活きるかを実感し、仕事を創る楽しさと責任を学習。営業を通じてスタッフ間のコミュニケーションや価値観の共有の重要性を気づかせたことも、大学生活の充実に繋がるものとなった。
■改善活動
参加学生によるフィードバック会を実施し、次年度に向けた改善提言を収集。来期は募集開始時期を前倒しし、事前勉強会(マーケティング塾)やコンテンツを拡充することで、より高い意欲層へのリーチを強化する方針。学生視点を設計に反映しながら、スモールビジネスの学習価値を高めるプログラムとして継続的なブラッシュアップを進めている。
「学生が選ぶ
キャリアデザインプログラムアワード」
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